トヨタの開発エンジニアとラリーに参戦!! その3
毎年恒例となりつつあるこのイベントへの参戦、今年も“すごいお方”との出場とあいなりました。
しかもそのお方、うちのドライバー様A野さんの所属クラブの大先輩なんだそうです。久々のラリーを楽しんでもらえるよう頑張りまーす!!
競技会名: TRD Vitz Challenge Rd.6 in 中部
出場車両: NCP91 Vitz RS
  結果: クラス1 12位
コメント: 1.ラリー前
今回のドライバー様は、トヨタ自動車の主査・T田さん。その昔はラリー参戦もしていらして、当時乗ってらした車は「ランタボ」なんだそうです。
#ランタボなんて、見たことあっても乗ったことないぞ・・・
お忙しい方なので一緒に練習に行くことはなく、「舗装率高いから、毎年恒例の前日に行われる幸田サーキットの練習会だけで良いかな〜」と思ってました。
#ところが今年は練習会はないようです・・・残念。
そしてラリー前日、車の様子を見る機会があったのですが、タイヤの残り山も舗装向けには良い感じで特に何もする必要はなさそう。というわけで、今年のVitz Challenge参戦は本当に日曜だけの1Dayイベントとなったのでした。

2.スタート前
ラリー当日は降ったり止んだりの雨。1Dayイベントなので、レッキは早朝の実施となります。なので、ドライバー様とは朝5時に豊田で合流して「ジェームス豊川店」へ向かいました。朝6時からのレッキ受付のあと、セレモニアルスタートを切って、幡豆町役場でレッキの説明会。レッキは、
(1)幡豆町の某町道
(2)幸田サーキット
(3)サーキット近くの採石場
の3カ所を各1回。折からの雨で、採石場のダートSSはすっかり路面がヌタヌタでした。Rrタイヤの方が残り山があるので換えようかとも思ったのですが、ダート比は1/4くらいということもあって結局交換せず。町道SSでは昨年同様、自作ペースノートが出来上がっていました。
レッキ終了後は車検とブリーフィング。10:42:00にカーナンバー13の“名無しのヴィッツ”はスタートしたのでした。

3.ラリー中
天候は雨が降ったり止んだりと相変わらず。リエゾンの路面はすっかりウェットになっていました。
SS1/4/7は幸田サーキット(1.20km)。前日の練習走行がないので、朝のレッキは本当にコース確認のみ。カーナンバーが前の方なので有力ドライバーの走りを盗む暇もなく、今ひとつペースがつかめません。ですが、今年は3回とも同じコースなので習熟が早く、最後のSS7では1.7秒のタイムUPでした。
SS2/5はサーキット近くの採石場(1.0km)。雨ですっかり泥道に変身していて、ここだけはタイヤを前後ローテーションしたい気分になりました。スタート待ちでコース図と前走車の様子を見ながら何度もコース確認をして、スタート。・・・予想以上に路面はヌタヌタでした。車が進んでくれません。コースも思ったよりタイトな上にアウト側はコンクリの壁というところで、SS2ではアンダーが出て“まずいかな?”とヒヤリとするところも。次のSS5では、1回目の教訓を生かして4.3秒タイムUPしました。
SS3/6は幡豆町の町道(1.1km)。レッキの時に気づいたのですが、この町道、SS区間とそうでないところで道幅が違って見えました。このからくりは「SS区間は見通しが良くなるように草を刈った」のだそうです。毎年のことながら、主催者様の努力には脱帽です。昨年の反省もあるので、ここはもう勝手に作ったペースノートで、言葉読みで指示を出していくことにしました。ドライバー様にはすぐ慣れていただけたようで、2回目のSS6では1.2秒タイムUP、でした。

4.ゴール後
すべてのSSを終了して、ゴールの幡豆町役場に戻ると、地元の方が冷たいドリンクを用意して下さっていました。今年の開催が9月末とはいえ、冷たい飲み物は大変有難くあっという間に飲み干してしまいました。表彰式まで間があったので、T田さんのお仕事のこと、今日のラリーの感想が話題になってあっという間に時間が過ぎていきました・・・。
昨年一緒に出場したI上さんからは、T田さんのことを「運転上手い人」と聞いているので、是非それを特等席で見たいものです。来年の愛知ラウンド、また出ていただけないものですかね〜?

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