デーラリーの宿命に翻弄されたラリー
'07年のゴールデンウィークは、このラリーで始まりました。
今思うと、もう1泊して周囲の山をトレッキング・・・なんてのも良かったのかも?
競技会名:  FERIA-KIOTO '07
出場車両: NCP10 ヴィッツ RS
スタートで記念撮影
  結果: 竹クラス5位
コメント: 1.出発〜現地入り
いつもなら豊田で合流して車で移動、なのですが、今回はドライバー様の都合によりまずは電車で桑名へ向かうこととなりました。桑名で合流後、最近蕎麦に凝っているコトもあって、蕎麦屋を2軒ハシゴしたのですが・・・どっちも今ひとつ。しかも1軒目の店では駐車場の出口を路駐の車が塞いでいてなかなか出られず・・・今にして思うと、何かツイてません。
渋滞知らずのいつもの山越えルートで花背を通りかかったところ、「蕎麦」の文字を発見。三度目の正直とばかりに店に入ってみると、店の造りは築百年の古民家、出される器は全て手作り・・・どこかのマンガのようなお店でした。ここで出された蕎麦は、山椒が練り込まれた変わり蕎麦。梅ダレでいただきましたが、なかなかオツなものでした。(^-^)
今夜の宿、河鹿荘には予定通りの17:30に到着。晩ごはんは楽しみにしていた“鶏すき”。さっきの蕎麦でちょっとお腹がふくれてもいたんですが、“鶏すき”もしっかり頂いちゃってました。あー、お腹いっぱいです。

2.ラリー当日
スタート会場の京都ゼミナールハウスには、8:30ごろ到着。受付で書類をもらって中身を確認すると、驚いたことにPCの数は45コ。90km足らずのラリーなのに・・・。これは、目標物を見落とした者負けのラリーになりそうです。そしてコースは、予告通りの2つの峠を使ってクルリと1周するルートの様子。これじゃぁα補正もままならず・・・ますますミスをしないコトが重要なラリーになってきました。
ウチのクルーは、10:01:00にスタート。いつもいつもゼッケン1番っていうのは緊張します。(^o^;) 峠に入ってMCPを過ぎると、下りきったところで1CP。ここまでは平和にラリーが進んでいました。
そして次の2CPで、第1の事件は起こったのです・・・。2CPを発見してファイナル調整に入ったは良いのですが、先を走っていた原付に追いついてしまいました。「ここで抜いてもCPライン過ぎると左側にいるCP車のところで止まらないといけないから原付の進路ふさいじゃって危険だよね・・・困ったな」といった具合で抜くに抜けず、そのまま並んでCPに入り「ピッ」と笛の音が。
#笛の音には原付の方が驚いてました・・・
第2の事件は3CPの前後で起こりました。お寺の名前を刻んだ石柱がPCとして指示が出されていたのですが、3CP手前で石柱を発見してPC処理をして3CPにオンタイムで入ってみると・・・オフィシャルの方から「何か早くないか?」との声が。この時は“自分は間違ってない”と信じていたのですがそこからしばらくすると・・・
ドライバー様:「今、石柱があった
私:「え? ちょっと戻ってよ」
ドライバー様:「あまり先行ないし戻れん」と、そのまま走行。4CP先にあったロードパークでのレスコンで、やはり石柱を取り違えていることが判明したのでした。指示アベレージの差を考えると、相当大きな痛手をこうむっていそうです・・・
だいぶ意気消沈したウチのクルーに第3の事件が降りかかったのは、7CPの手前。後ろから一般車が来たので「このままオンタイムでCP入って急に左に寄ったら、危ないよね?」ということで道を譲って再度オンタイム走行したら・・・その一般車の方が指示アベレージより遅いペースで走っていました!! そんなぁ〜(ToT) 2CPと同じで抜くに抜けず、9.4秒遅れたまま7CPに入ることになってしまいました・・・
そんなわけで、「デーラリーの宿命」とも言える一般車との絡みに翻弄されたラリーとなってしまいました。ゴールして減点を計算してると、ナビ的にはものすごく悲しい気分に・・・こうなると、チャンピオン獲得も黄信号が点滅し始めてきました。次こそは!! と思いながら帰路についた我々でありました。

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