2.レッキ
 集合場所に到着すると、まだ受付まで間があったので、まずはみんなでおしゃべりです。最終戦だけあって、チャンピオンとかシリーズ入賞のかかった人を中心とする舌戦といったらもう・・・ドライバー様ともども、楽しませていただきました。
 そして、レッキ開始。山の中へ入ると時節柄、紅葉の見事なところがあちこちにあって、レッキ中もその美しさに見とれてしまうこともありました。
 ＃こんな場所があるとは知らなかったです
 お昼休みを挟んでのレッキだったのですが、ノート清書の時間をちゃんと取っておきたかったので、お昼ご飯も食べずに次のSSへ向かい、特にトラブルもなく15:30頃にレッキは終了。そのままスタート会場へ向かって、ようやく食事にありつきました。それから車内でペースノートの清書です。全部で30kmくらいなので楽々だ〜!!と思っていたのですが、書く量は思っていたより多かったです・・・
＃というのも、いつもなら2km/頁で済んでいるノートが、
＃今回は1.2km/頁・・・それだけ道がくねくねってコトか
 そんなわけで、ノートの清書が終わったのは、受付の始まるちょっと前でした。

 3.ラリー中&その後
 早速受付に行って書類をもらい、ゼッケンその他をドライバー様に渡して、ドライバーズブリーフィング会場で私はノートのチェックを再度実施。再チェックが終わってもブリーフィングまでまだ時間があって、「暇だなぁ」と思っていたら・・・この時同時進行中の全日本ラリー・RC大分のエントラントから携帯にメールが入りました。おかげで、色んな情報を仕入れました。
 そうするうち、ドライバー様も車検を終えてやって来てチャンピオンI井さんとCJ4A談義。ブリーフィングの後は少しだけ眠って、8:339:00にウチのクルーはスタートしたのでした。
 SS1は、Inoiri。数日前の雨が路面に残っていたりいなかったりとイヤな路面なので、まずは様子見です。中盤で縁石に乗り上がったのを感じながら、少し遅れ気味のノートをひたすら読んで、ゴール。「ベストは?」と聞くと、3秒/km以上速い様子です。ウチはノーマルM/Tなので仕方がないですね・・・
 SS2は、Chausu。ここに来るまでの間、ドライバー様曰く「左のフロントがおかしい・・・」とのことで、少しだけリエゾンのペースを落とし気味でした。SSのスタート前にチェックはしたのですが、タイロッドは曲がっていないし、原因がよく解らない状況でした。でも、そのままSS2をスタートしてしまいました。ここはうねうねの中低速コーナーの続くコース。左フロントはやはりおかしいみたいで、こじり気味の走りでゴール。
 SS3は、Toyotomi。ここのスタート前はかなりの余裕があって、やっぱり気になる左フロントを見ると、トーインでないとあり得ない方向をタイヤが向いていました・・・SS3・4を過ぎればサービスなので、SS4のChausu Rev.も大人しく走ってサービスに入ったのでした。
 サービスタイムは1時間。ドライバー様は早速タイヤを外しにかかり、私はサービスアウトの時刻をTCカードに記入し、整備申告書を提出に行こうとドアに手をかけたところでドライバー様の声が聞こえました。
 「いのうえ、ごめん」
 何だろう?と思ってとにかく車から下りてみると・・・

 これはビックリ!!　アブソーバーのケースが割れてます。ここで、本日のリタイヤが決定しました。
 整備申告書の代わりにリタイヤ届を持っていき、ドライバー様が自走で帰る準備を始める一方、ドライバー様の命により私はゴハンをいただくことになりました。・・・リタイヤなんだから何食べてもOK!! なので、安心してつみれ汁や焼きおにぎりを頂戴しました(^_^)。そして、何と行っても驚いたのは、シェフK川のチキンハーブソテー&人参グラッセ。こんなグルメなサービス、普通はまず、お目にかかれません・・・!!　“おいしい”ラリーでした。