全日本ラリーがシーズンインを迎えると同時に、関西デーラリーシリーズも2戦目を
迎えました。全日本とは別の意味でシビアなこのシリーズ、楽しくやりたいものです。
競技会名: パナサス 酉年 お花見ラリー
出場車両: NCP10 ヴィッツ RS
結果: 竹クラス2位
コメント:1.準備〜現地到着
第1戦から帰ってきて、とりあえず気になるラリコンの電源をチェックして
貰いましたが、SRS社長曰く「原因不明」とのこと。線を引きなおしても
症状は変わらなかったらしく、よく解りません・・・
そして、出発前日(金曜日)にタイヤが減っているのに気がついたので
タイヤ交換。車の準備はこれだけです。
ラリー前日の土曜日は、朝8時に豊田を出発してひたすら下道(R23〜R1
鈴鹿峠越え)で京都に向かいました。ちょうど桜も良い時期とあって、
円山公園に寄ったのですが・・・駐車場入るのに30分ほどかかりました。
公園に入ってからも人・人・人・・・桜はきれいだったのですが、
桜よりも人のほうがよく目に入ってしまう有様でした。
そんなわけで、桜もそこそこに“いもぼう”と“いちごあめ(りんごあめ
のいちご版・これはいける!!)”を食べてすぐ宿に向かうことにしましたが、
駐車場を出るのにもまた渋滞・・・今度は40分くらいかかってます。
ヴィッツは目立つので、観光客からの注目を浴びカメラを向けられる
こともありました。
そして宿に到着したのが、夕方の5時。夜はゆっくり出来そうです。
2.前日の宴会〜スタート前
宿では夜10時に寝てしまい、朝は6時半起き。5時半ごろに携帯のメールが
鳴って同じ週末に開催された全日本の結果を知り、「私も負けてられないな」
と思いつつまた眠っていました。身支度&食事を済ませて出発しようと車に
向かったら、何か車がホコリをかぶっているように見えます。
その正体は・・・花粉でした。車に積もるくらいの花粉なんて、初めて見ました。
スタート会場は、宿から車で5分くらいのところにある「道の駅・丹波マーケス」。
会場を見渡してみると、姫工大ラリーのレッキ明けで寝不足気味の方も
チラホラいらっしゃるようです。そしてふと山を見ると・・・風とともに
霞が立ち上るのが見えました。煙?いえいえ、花粉でした。こんな光景
これまで生きてきて、始めて見ました・・・花粉症の人は大変でしょうね・・・
早速、受付に行って書類を貰い、中身を確認。今日のエントラントは17台。
ウチはまたも最終ゼッケンの49。看板PC探しに有利なゼッケンです。
また、今回もラリコンなしの梅クラスが8台と半分以上を占めています。
ラリコンなしというのも面白そうなのですが、どうやってやっていらっしゃる
のかものすご〜く気になるところです。
そして、ドライバー様はゼッケン貼り・私はコマ図の書込みを開始。
書き込んでいたら、おじさん世代(ウチの親父どのくらい?)のオフィシャルの
方がウチのヴィッツを見にいらっしゃることもありました。ラリージャパンに
出た車ということで、ウチのドライバー様と色々お話されていたようです。
前回のラリーでカンを取り戻したのか、書込みは思ったより早く終了。
ブリーフィングまで少し余裕がありました。
3.ラリースタート〜ゴール
そして9:49:00に、ウチのヴィッツはスタート。まずはMCPへ向かいます。
前回のおかげでだいぶカンが戻ってきたようで、看板PCに気をつけながら
ノーCP区間の終わりまで移動。時間調整をしてそこからはオンタイム走行です。
そして現れたのが1CP。補正なしでCPに入ると、所要時間が36分30秒。
前回のデーラリーも、正解所要時間は00秒とか30秒がほとんどだった
のですが、まさか今回も??? そう思いつつ2CPへ向かうと、今度は
所要時間が24分00秒。やっぱりそうなのかなぁ? でも主催クラブは
違うからなぁ・・・と一人で悩みつつ、3CPへ。ここでは補正入れてCPに
入ったのですが、所要時間は27分56秒。これまでのラリーで(ハイアベ除いて)
4秒も補正入れたこと無いので、ここで28分00秒と申告して減点貰うより
は・・・と、素直にこの時刻でCPカードを受け取りました。その後、
ノーCP区間が終わるまで3km以上あったので、ここでまたオンタイム走行。
予想通り4CPが現れ、CPに入ると所要時間は8分01秒。うぅむ、微妙です。
が、結局素直にこの時刻でCPカードを貰って、第1ステージ最後の5CP
(申告)のある「道の駅丹波マーケス」に向かったのでした。
第1ステージが終わると、90分の昼休み。5CPの時刻を申告して、1〜4CP分の
正解表を貰いました。正解時間はどれも00か30秒・・・やっぱり
そうだったのね!! ショックです。というわけで、1〜4CP分で減点は5。
おそらく5CP分が減点2。困ったことになりました・・・今回同じ竹クラスでは、
T田夫妻のクルーがいち早くそれを見抜いたようで減点0。第2ステージで
追い上げるのはほぼ無理でしょう。どうしたものかと思いつつ、昼ご飯を
食べ第2ステージに向けて傾向と対策を練ったのでした。
第2ステージは、1:19:00にスタート。途中、桜が満開の広場を通りかかって
あまりの見事さにラリーを忘れそうになることもありました。第1ステージの
反省から、正解時刻は00秒と30秒だと思って残りの6〜9CPに入ったのですが、
こっちは見事に外しました。
結局、トータル減点は10。ドライバー様も表彰式のコメントで言って
ましたが、今回は車内も和やかであまりピリピリすることなくラリーを
進めることが出来ました。でも、やっぱり正解時刻のからくりを見抜け
なかったのは悔しいです。次回の最終戦、こういう設定じゃなくて普通の
補正勝負もしくは計算バリバリであることを祈りたいものです。