出場車両： GA2 シティ CR-i
結果： 2Aクラス3位 悔しいです・・・ (T_T)
3週連続ラリーの、第2週目です。
2年連続チャンピオン獲得に向けて、運気の流れが今ひとつ・・・という気がします。
競技会名： 第45回ソネットラリー
出場車両： GA2 シティ CR-i
結果： 2Aクラス3位 悔しいです・・・ (T_T)
コメント：1.準備〜出発
前回のMACラリー以来、WRCのためにヴィッツの準備にばかりかかって
いました。そして盆休みに入ったころWRCのエントリーリストが発表になり、
無事に参加受理を確認したと同時に自動消火器・キルスイッチの取付を
開始しました。と同時に、このラリーの前週にあったヴィッツラリーの
ゼロカーをやるという話もあり、そんなわけでヴィッツが出来上がったのは
ギリギリでした。そしてゼロカーの役目を果たしたその翌朝には名古屋港へ・・・。
その間、GA2はず〜っとほったらかしにされていました。
もちろん練習もしていませんでした。というわけで、GA2の準備に
かかれたのはラリー前の5日間という、ハードスケジュール・・・
よくウチのドライバー様が耐えたなぁと思います。
準備としては、車はショックをO/H & 仕様変更とタイヤの準備、人間は
毎度おなじみのカイロプラクティック(今回は無理な対応有難うございました)で
メンテを受けてきました。
そして木曜日、いよいよ出発です。このラリーの後はWRCで直接北海道に
向かうので7連休を申請していたのですが、上司に「5連休と2連休に
分けて申請しろ」と言われ、“何で?”と思いつつもその通りにして
会社を出ました。それからドライバー様と合流し、豊田を出たのが21時。
東名〜首都高で去年も泊まった川口の健康ランドに到着したのが金曜の2時でした。
2.レキ
金曜日は6時起きで、茂木の集合場所へ。レキの受付を済ませて、
タイヤ満載のまま出発。今回のレキは、去年と同じ茂木周辺の林道で3本と
塩原の国有林にある林道(初使用)で4本。これを2回走ります。初使用の
林道は日頃カギがかかっていて入れないようになっているとの事で、
みんな同条件なのは有難いことです。
＃でも、ギャラリー用に場所をネットで公開したところカギが壊された
＃という事件もあったとか。
レキ中の天気は曇りだったり雨だったり・・・ソネットのレキは暑いのが
定番というのが私の認識でしたが、今年は“らしくない”涼しさを満喫
しました。WRC準備でヘトヘト気味の体には、有難いことです。
レキ終了後早速宿に向かって、サービスのミツバさんと合流しました。
やっと荷物が下ろせます。がこの時、ウチのクルー含めて3クルー分の
タイヤや荷物を載せる車が無いことが判明しました。幸い、近くに
レンタカー屋さんがあったのでハイエースバンを日曜まで借りて解決。
その後、食事に出かけてペースノートの清書。その間にも、
WRCからみで連絡が何度も・・・ビデオでノートを確認する
余裕もなく、そのまま眠ってしまいました。
3.第1ステージ
ラリー当日の土曜日は6時起きでした。受付をすませてカロリーメイトを
食べながら、昨日のレキのビデオでノートをチェック。そのうちに
ドライバーズミーティングの時間が迫り、スタート会場から歩いて
7〜8分の会場(道の駅)へ。行きは下り坂だったので良いんですが、
帰りは上り坂・・・Aクラスはスタートが早いので、ちょっと急ぎ気味で
車まで戻りました。
そして、11:14:00にウチのクルーはスタートしたのでした。
スタートしてすぐそこが、SS1(5.17km)。道幅が広くスピードは
乗りそうですが上りのキツい林道です。日頃封鎖されているため路面も
きれいなのですが、以外にすべります。ギャラリーコーナーを過ぎて
ヘアピンに入ったところで、スピン・・・ガードロープの支柱に
テールがぶつかった音がしました。このスピンでドライバー様は
リズムを崩してしまったようで、またヘアピンでスピン。
2回のスピンをベストT崎選手の10秒落ちで押さえてゴール。去年の
このラリーでも、最初のSSで7秒差をつけられて追い上げましたが、
今年もどうやらそのパターンになりそうです。
SS2(1.05km)は、SS1から更に1km程進んだ先。あっという間の
ゴールで、ベストM藤選手のの1秒落ち。この後、SS3のスタートまで
待ち時間があったので他の車を見ていたら、Y島選手の車のタイヤが
Fr:D98J(GPS)、Rr:D93Jとなっていることに気がつきました。
何かあるのでしょうか・・・?
SS3(0.99km)は、SS2のほぼ逆走。というわけで、ウチの得意とする
下りになります。ここは、Y島選手・T崎選手と同秒ベスト。上位との
差を詰めるのは、なかなか厳しそうです。
SS4(4.89km)は、SS1のほぼ逆走。ここではT崎選手と同秒ベスト。
トップT崎選手とはトータル10秒差でなかなか差が詰まりませんが、
2番のY島選手とはトータル2秒差にまで追い上げました。
そして、車には特に何も問題なく丸和でショートサービスを受けて、
再びSSへ向かったのでした。
SS5〜8は、SS1〜4と同じコース。SS5はベストT崎選手の1秒落ち、
SS6はベストT崎選手・Y島選手の1秒落ち、SS7・8はT崎選手と
同秒ベスト。これで第1ステージは終了。
上位陣の結果は、
トップ T崎K11 1239秒
2位 Y島GA2 1251秒
ウチ 1251秒
4位 M藤GA2 1275秒
5位 T谷EP82 1277秒
6位 N山GA2 1287秒
Y島選手とはトータルで同秒にまで追い上げましたが、T崎選手とは
12秒差・・・少し差が開いてしまいました。残る第2ステージのSSは
27.08km。ここで逆転を図らなくては!!と思いつつ、茂木のサービスに
向かいました。
4.第2ステージ
第2ステージは夕方にスタート。ここは去年も走ったコースで、全体に
ツイスティとなります。SS1本の距離の長いところで追い上げを狙うべく、
Frタイヤを14インチにして出発しました。
SS9(7.6km)は、昨年のSS1。去年はここでノートが合わず7秒負けて
いましたが、今年はまたノートも合わせ直したので大丈夫でしょう。
ゴールすると、ベストのT崎選手の2秒落ち・Y島選手には4秒勝ち。
Y島さんは引き離しつつありますが、T崎マーチとの差は詰まるどころか
広がる一方・・・
SS10(2.29km)は、SS9に比べ更に道の狭いコース。思ったように
テールが流れないのに手こずりながら、ゴール。疲れているのか操作の
タイミングが合わず、時折アプローチで失敗しているようでした。
ベストのY島選手の1秒落ち。次のSS前に時間があったのでY島選手の
車のタイヤを見に行くと、Fr:D98J(GPS)、Rr:D93Jのまま・・・
リヤの限界下げて、テールが流れるようにしてるのかそれとも単に
タイヤがないのか?と思いつつ次のSSへ。
SS11は、SS9と同じコース。ここはベストのY島選手の1秒落ち。
SS12は、SS10と同じコース。ここでようやく出ました、単独ベスト。
そしてこの時点で、T崎選手とは11秒差、後ろには2秒差でY島選手・・・
2位キープが必須と思いつつ、SS13(7.3km)へ。
ここは去年ぶっちぎりのタイムを出した区間だったのですが、ゴールして
私：「Y島さんって何秒?」
オフィシャル：「(7分)24秒!!」
私：「うそ!!」 ・・・そう、7秒負けてしまい順位はひっくり返って
しまったのです。
去年と同じく車内は無言のままゴールへ向かったのでした。
5.ゴール後〜そしてWRCへ
ゴール会場に着いて車の中でしばらく計算の確認をしてコントロール
シートを提出。その後は部屋でゆっくり・・・のはずが、ペルカムさんから
呼ばれてM城さんと来週のWRCの話を。そう、まだまだラリー週間は
始まったばかりです。落ち込んでばかりではいけません。とりあえず
何もかも忘れて寝ることにしました。
翌朝の表彰式の後、15時羽田発の飛行機で千歳に向かうので、Y柳さんに
送っていただきました。有難うございます。
これからWRCです。気分を変えて、内側から楽しみたいものです。
〜今回の反省〜
ハッキリ言って、練習不足です。
去年と同じ事を書いているような気がするあたり、ドラ・ナビ共に
進歩してないかもしれません・・・反省。