盆休みが明けて、3週連続でラリーに出ることになりました。
まずは第1週目。
競技会名: ARUZE・TRDヴィッツチャレンジ Rd.5 in 愛知
出場車両: SCP10 ヴィッツ (1.0L)
(写真提供:ギャラリーT村さま)
結果: 賞典外 (タイム的には4位)
コメント:1.出発〜レキ
前回のヴィッツラリーの際に、次戦のこのラリーも出場することが決まりました。
競技日程を事前にFAXでいただいた時に集合時刻・場所を確認したところ、
「土曜日のレキはダートが走れないらしいからN谷さんは出ない」との事でした。
が、主催者のイキな計らいで私はウチの普段のドライバー様A野さんの
ドライブするゼロカーの横でレキをさせてもらえることに。ところが事情により、
当日現地にいくとオフィシャルとしてサーキット練習会の進行をやることに。
10分単位のグループ走行だったのですが、エントラントの皆様は準備ものんびり。
早くグリッドに並んで練習したほうが得なのに・・・日頃のラリーとやはり違います。
練習走行後は、幸田の町民会館へ。お祭りの会場でレキに参加したエントラントが
全員集まってトークショーです。私の場合は、ドライバーA野さんとともに
“昨年の全日本チャンピオン&今年のWRCジャパンにヴィッツでチャレンジ”
として紹介されました。でも、聴衆の皆様はそれが本当にどんなことなのか
理解していただけたのか・・・? 疑問です。
そして、集合場所の宿に到着。すでにN谷さんは到着されているようでしたが、
ちょうどこのとき某誌編集のM部さん・カメラマンのK松さんもご到着。
キャンギャルのお姉さん2人と総勢7人でご飯を食べに出かけました。K松さんは
今度のWRCにも取材に行かれるそうで、「また現地でお会いしましょう」という話に。
食事から戻ってきて、ドライバー様A野さんはWRCとソネットの準備に出かけ、
私はそのままお休みモードに移ったのでした。
2.ラリー当日
ラリー当日の日曜日は5時半起き。レキ受付が朝7時からなので、N谷さんの
ポルシェと一足先にスタート会場へ向かいました。時間的には余裕で到着し、
2人で受付を済ませて私はラリーの流れを確認。今日のラリーはこんな感じです。
SS1/5 幸田サーキット 1.5km
SS2/6 幸田サーキットカートコース 0.5km
SS3/7 採石場でダートラ その1 1.0km
SS4/8 採石場でダートラ その2 1.0km(今回、2ヶ所の採石場を走ります)
SS9 幸田サーキット 2.0km
SS1〜4の後、サービスタイム(お昼ごはん)が1時間。午後から残りのSSを走行。
・・・というわけで、SS総距離は10km、各SSも近い場所に密集したコンパクトな
ラリーでした。この後のレキが楽そうで良いです。
そして、レキに出発。まずは採石場のダートSSからです。ここではオフィシャルの
先導車両にくっついてそれぞれ1周しました。快晴で土煙がひどくて、走るところが
見えません・・・(ToT) サーキットとカートコースは普通にクルリと1周。
サーキットSSはピットレーンからのスタートとなるので、ドライバーのN谷さん曰く
「ピットレーンの白線って、またいで良いのかな? レースだと
ペナルティなんだけど」と。
#鈴鹿のコースマーシャルしてたくせに私、知らなかったです・・・
スタート会場に戻って受付でゼッケンを貰って貼り付けてもらい、ブリーフィング
まで時間があるなぁと思い始めた頃、ついに、キャンギャルが登場!!
他のエントラントの皆様の反応が面白かったです・・・(このへんは某誌にレポートが
載るハズ) 私もちゃっかり“両手に華”で写真を撮ってもらいました。
#考えてみたら、エントラントチームがキャンギャル用意するなんて日本のラリー界じゃ
#まずないよねぇ・・・
そして間もなくブリーフィング。いつもだったらしゃがんだり立ちっぱなしで
話を聞いているのに、今回は折りたたみイスが用意され、しかも後ろには
キャンギャルお姉さんのパラソルが・・・日差しのある日だったので、
まさに至れり尽くせりです。
#ちょっと恥ずかしかったけれど(^_^;)
そして、10:04:00にウチのクルーはスタートしたのでした。
SS1/5/9は、幸田サーキット(1.5km/2.0km)。サーキットを走るN谷さんの
横乗りはこれが初めてです。スタートしてひとつコーナーを抜けたところでビックリ。
いつも乗りなれたラリー屋さんの走り方とは全然違います。Gのかかり方がゆっくり
(でもかかるGは大きかった気がします)、無駄にステアリングを切ることもなく、
本当に無駄のない走りをして、ゴール。
#うまく説明できないのが残念ですが・・・
タイムは勿論、3本ともベストです。 v(^_^)
SS2/6は、幸田サーキットカートコース(0.5km)。駐車場にタイヤを並べて
コース規制をしたカートコースだけあって道幅が狭くて、まるで教習所・・・
パイロンタッチに要注意です。ヴィッツでもロックtoロックでの走行を強いられるので、
パワステ無しのウチの車は不利・・・でも、ベストの2.6/2.1秒落ちで、トップ集団
にはそれほど離されることはありませんでした。
SS3/7は、採石場でダートラ その1(1.0km)。前回は野沢のヌタヌタダート
でしたが、こちらの採石場は砂利も少なく路面がよく締まっていて、舗装と同じ感覚で
走れそうです。前回よりもアクセル踏んでいるのは間違いありません。ゴールすると、
ベストの1.7/3.2秒落ち。ダートでもトップに食いついています。
SS4/8は、採石場でダートラ その2(1.0km)。こちらの方は、ちょっと砂利が
あるのと奥でコースが狭くなっているのに要注意です。1本目は砂利で思っていたより
滑らせすぎてしまったので2本目は気をつけて無難に走って、ゴール。
ベストの7.6/2.0秒落ちでした。
全てのSSを終えてゴール会場に到着したのは、15時ごろでした。
今回は1位は無理だけどそこそこ良い順位につけているのでは?と思いつつ暫定結果を
待っていました。そしてお待ち兼ねの結果は・・・4位。ウチのクルーは表彰対象とは
ならないのですが、表彰式では名前が呼ばれ写真にも混じることになりました。
ちなみに、1位はMASCの“記憶に残るドライバー”T屋さん。
おめでとうございます。
この時、次戦の話があり栃木ラウンドも出ることになりました。
連勝を止められたM田さんの情報によると、ソネットと同じ道を使うらしい・・・
ペースノートの流用できるかも???
来週は全日本のソネットラリーです。
表彰式もそこそこに、私はソネットの準備のためにSRSへ向かったのでした。