前回のANDのラリーで完走印も揃って、国際Cライ取得計画は無事に終わった
んですが、MASCのれびんのKさんが久々にラリーに出場されるそうなので我々も、
出ることになりました。m(_ _)m
競技会名: R-8・IMSC ツールド百万石 2002
出場車両: AE111 スプリンタートレノ
結果: B2クラス1位
毎度おなじみ、携帯のカメラで撮った写真です。
コメント:1.準備〜出発
前回のANDのラリー以後ドライバー様のお仕事が忙しくなり、車の準備は
最低限のオイル交換のみ。当然練習も行けず・・・そんな状態でラリー当日を
迎えました。私は日焼け対策をしっかりして(と言っても、帽子と長袖だけ。
日焼け止めは塗れない体質なのです。)トレノに乗り込み、正午過ぎに一宮を
出発。今回は名神高速から北陸道というルートを取ったのですが・・・
暑いです(;-o-;)。同じ1600ccの車の私のFXよりも、断然暑いです。
汗だくになって小松の町中を走って、スタート会場の大日スキー場に到着。
山は涼しいかなと思ったらとんでもない!! ものすごい湿気です。これで
スタート前からかなりバテました。軽量化になるとはいえ、バルクヘッドの
遮熱板まで剥がしてはいけないかも???
#この時ほど、エアコン付きのラリー車が羨ましくなったことはありません。
#ドライバー様は終始不機嫌で、ひたすらお茶を飲みまくってました。
2. スタート前
スタート会場に到着してから調子の悪くてガタガタ言っていたフロントの
ショックを交換したかったのですが、思ったより到着時刻が遅れて車検までに
間に合わないので諦めることに。
#特に左の調子が悪いので、コースアウトするときはナビ側から???
天気が悪いのでコマ図への書き込みは外で出来ず、隣の車(フルフラットに
なっていた!!)の中で。作業を一通り済ませて、ちょっと地図を見ていただけで
あっという間にドライバーズミーティング。危険箇所のメモを忘れず取って、
また地図とにらめっこ。そしてドライバーズミーティング後は、強い雨が・・・
これはSタイヤでも01J(ドライ用)じゃなくて93J(ヘビーウエット用)の
出番では?と思わせるような雨で、ドライバー様は、「やる気なくしたー」の
連発。今回はサービスがないので、タイヤは01Jの1セットしか持って
こなかったんだそうです。そしてレーシングスーツに着替えて、8:18:00に
ゼッケン18の私たちはスタートしたのでした。
3. 第1ステージ
今年は毎年おなじみのジムカーナSSはなく、スタートしてからはキープレフトで
走って(これがそもそもの間違いだった・・・)、ODそして1CPへ。1CPは
正解時刻が解っているので、狙い通りの秒でCPイン。ここから2CPまでは
下りのハイアベです。不慣れなCP員からCPカードを受け取って、スタート。
SSと同じ感覚のこのハイアベ、気分良く走って「ベスト」。そして、2CPから
3CPまではラリー区間。久々にコマ図ごとのα補正やPC処理をしていきます。
・・・やってしまいました。PC処理忘れです。たった100mちょっとで指示
速度が変わるので、ドライバー様への指示が間に合いませんでした。あれこれ
車を前後させましたが結局は、ノーチェック区間後の時間調整で大体の正解
通過時刻を計算して、対処。
#これをやってなかったら、もう3点減点が増えてしまうところでした・・・
3CPから4CPは、狭くてうねうねの道を通るハイアベ。ここは楽々乗ってしまい、
気が付くと5秒早着・・・私の抑えが足りなかったです。そして再びラリー
区間のあと、5CPから6CPのハイアベ。ここも乗れてしまうのでその補正を
どうしたものか悩みつつ、6CPへ。この時気がつきましたが、ドライバーの
速さと関係ないところで悩むことってのは久々ですね。6CPから7CPはフリー
走行。補正考えなくて良いから、楽です。(^_^) 7CPから8CPはハイアベ。
1CPからのハイアベの逆走になるので、今度は上りです。ちょっとヒヤリと
しつつも、無事に8CPに。ちょっとトラクションが抜け気味なのか?ここは
どうやらベストの1秒落ちの2ndタイム。それからラリー区間をひとつこなして、
9CPから10CPのハイアベ。ここを通過すれば、あとはサービスです。この
ハイアベも乗れてしまって、補正加えて10CPに入ったらその分減点を頂戴
してしまいました。乗れるハイアベの補正って難しい・・・そう思いつつ、
サービスへ向かうのでした。
4.サービス
サービスでまずは、ドライバー様と二人がかりで減点の計算。ラリー区間での
減点が意外に多くて、補正が合っていません。そして、コントロールシートの
提出が出揃ったところで、B2クラスの順位のチェックをしてみると・・・
ゼッケン 減点
9 102
15 112
16 111
17 122
18(ウチ) 104
といった具合でB2クラスでは惜しくも2位。ゼッケン9番が速いです。
どうやらラリーコースの近所にお住まいだそうで手強そうです。次のステージで
追い上げたいのですが、フロントショックは相変わらず。とにかく人間と違って
自然治癒はしないのでこのまんまで・・・ドライバー様曰く、「これは、
1位は無理かなぁ」と。今回はサービステントがなかったのと強い雨が降り
出したのとで、ドライバー様は作業をする気も起きないとの事。私は持参の
サービスメニューを車内で飲みつつ、スタートを待つことにしました。
ドライバー様は「お腹空いた」と言い残し、何処かのサービステントに
食べ物を貰いに行ってしまいました。しばらくするとおにぎりを持って
戻って来て嬉しそうに食べてました。
#多分今回のラリーで一番嬉しそうな顔してたのがこの時でした。
5.第2ステージ〜ゴール後
あれこれ考えても仕方がないと思いつつ、第2ステージは0:48:00にスタート。
ラリー区間を経てまずは11CPから12CPのハイアベです。ここは第1ステージの
3CPから4CPの逆走。もちろん乗れて、補正に迷っていたら補正かけなかった
分減点を食ってしまいました。その後はフリーのラリー区間を通過して、
13CPから14CPのハイアベ。ここは途中からグレーチングの多いところを
走るので、注意が必要です。今回の方向からだとグレーチングはそんなに
危険ではないんですが、私が情報を伝え損ねたためにドライバー様はマージン
取って走っていたとか。おかげでタイム的には2ndタイムだったんですが
ベストと5秒差・・・ラリー区間の15CPの後は、16CPまでのハイアベ。
ここは当然乗れてしまい、次のハイアベに。時間調整の合間に、ゼッケン9番の
様子をうかがいに行くと、ナビのウチウニさん曰く、「ラリコンのトリップが
おかしい・・・」と。これはチャンス?! 18CPから19CPのハイアベは、
13CPから14CPの逆走になります。さっきと同じく、不慣れなCP員から
カードを受け取ってスタート。有視界走行にドライバー様が慣れてきたのか、
走り方がガラリと変化したのが解ります。しかし、ショックの調子の悪さは
否めずベストは逃してしまいました。そしてフリーのラリー区間を過ぎて、
最後の19CPから20CPのハイアベに。上りの、ヘアピンの多いコースで、
一回コースアウトしそうになることもありました。「遅いかも・・・」と
ドライバー様は言いつつ、CPイン。あとは申告CPの21CPでラリーは終わりです。
夏の朝の音を聞きながらCPへ向かい、このとき補正乗せたら補正乗せなかった
場合と同じだけ減点を頂いてしまいました・・・ごめんなさい。
ゴール後車の様子を見ると、左のフロントショックから油漏れが・・・
かなりひどい状態で私たちラリーやってたのね。暫定によると、とりあえず
1位の様です。オーバーオールはなりませんでしたが、今回も面目は保った
結果となりました。
次は何のラリーに出られるかな?
#その前に、私の配属先やいかに?!